専門学校卒業から起業まで
専門学校で理学療法士の資格を取得後、最初に勤めたのはいいたくわ病院でした。しかし、初年度の国家試験に落ちてしまい、1年間勉強し直しました。その後、3ヶ月ほどベッドサイドでの実習を積んだ後、平成24年1月に小松のカラダハウスに入職しました。
平成27年3月には法人を立ち上げましたが、諸事情により5月には自身の株式会社として事業を開始しました。それまでの2、3年間は経営を学びながら、理学療法士として現場で訓練指導に携わってきました。
独立・起業の動機
病院などの医療機関では、理学療法士は医師の指示の下で動くため、できることが限られていました。プログラムも固定化されており、「この疾患にはこれ」といった形でした。
一方、デイサービスでの機能訓練指導員という立場では、ご利用者様一人ひとりを個別に見て、その方に合った訓練を自由に提供できる点に魅力を感じました。時間の制約も少なく、マンツーマンだけでなく、1対5や1対10といった形で、より多くの人に関わることができます。
医療現場でのマンツーマン指導も良いですが、もっと多くの人に、自分の手でより良いリハビリを提供したいという思いがありました。そのため、デイサービスでのリハビリテーションに大きな魅力を感じ、独立を決意しました。